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洋画レビュー「パルプ・フィクション」




【説明】
   タランティーノ監督の2作目にして、94年カンヌ映画祭で最高賞のパルムドールを受賞し、世界にその名を知らしめた傑作である。また俳優として落ち目だったジョン・トラボルタを主演に抜てきし、完全復活させたことでも話題になった。 
   題名の「パルプ・フィクション」とは三文雑誌、大衆犯罪小説誌のこと。3つの犯罪ドラマが交錯し、全体で1つの円を描くようなユニークな構成で、衝撃のクライマックスへと向かう。共演にサミュエル・L.ジャクソン、ユマ・サーマン、ハーヴェイ・カイテル、ティム・ロス、さらにはブルース・ウィリスまでもが出演している。タイトル曲で使われたディック・デイルの『ミザルー』は、大リバイバルヒットとなった。(山内拓哉)
公開: 2003
監督: Quentin Tarantino
ジャンル: ブラック・コメディ
出演:
John Travolta
Samuel L. Jackson
Uma Thurman
Harvey Keitel
Tim Roth
Amanda Plummer
Maria de Medeiros
Ving Rhames
Eric Stoltz
Rosanna Arquette
Christopher Walken
Bruce Willis
サービス: Netflix(英語字幕あり)
時間: 154分
語彙レベル: 5/10
おすすめ度: 8/10


【Cons】
・長い
なんと2時間半以上。
まぁでも面白いのであんま気になりません。

:Fワードだらけ
fuckだらけで何言ってるかわからないシーンが多々ありました。笑
放送コードの問題だと思うんですが、海外ドラマだとあんまり出てこない表現なんですよ。
私にとってfuckという単語は究極の多義語で、日本で言うと「ヤバい」と「ヤる」を足してさらに適用範囲を広げたようなイメージです。
だから辞書があまり意味をなさず、ちょいちょい日本語字幕に切り替える必要があります。


【Pros】
・収束感
とにかく構成が凄いです。
3つのストーリーが次々に場面転換していくのですが、最終的にそれらが1つに収斂していく様子が美しい。
余談ですが、冨樫義博の漫画作品「ハンターハンター」のヨークシン編はこの影響を受けているんですかね。

・なんだかよくわからないけど面白い
レビュアーが「なんだかよくわからない」という表現を使うのは不適切なんですが、でも本当に「なんだかよくわからない」んですよ。
もちろん構成が凄いんですが、それ以前に場面ごとの面白さがどこからきているのかわからないんです。
友人に勧めた際、「どんなとこが面白いの?」と聞かれて返答に窮しました。
よくわからないけど、なぜか面白いんですよ。

・ブラック・ユーモア
主人公が殺し屋なので、人の死、あるいは死に様で笑いを取ってきます。
人権の「じ」の字もないこの感じ、24シリーズにも通ずるものがあって好きです。

・ジョン・トラボルタ
役柄は三枚目なんですが、カッコいいですね。
Samuel L. Jacksonとの口論寸前の掛け合いが魅力的です。
Fear the Walking DeadのEugeneの(髪型の)モデルですよね?
最初見た時Eugeneかと思ってクソ笑いました。


【語彙】
以下はこの映画で登場する語彙です。
※プリントアウトして手元に置いて視聴すると辞書を引く手間が省けて便利だと思います。

quack ガヤガヤしゃべる
giggle クスクス笑う
gooks 馬鹿げたこと
stick sth up ~で強盗する
roll a joint (マリファナの)巻きタバコを作る
puff away スパスパ吸う
retort 報復する
beset on all sides by sth ~にすっかり取り囲まれている
shepherd the weak 弱者を導く
palooka ヘボボクサー
punchy パンチドランカーの adj. 
nostril 鼻孔
clit =clitoris クリトリス
wax museum 蝋人形館
Burned to a crisp or bloody as hell? こんがり焼きますか?それとも生焼けですか?(ウェルダンとレアみたいなもんなんですかね)
chill out 遊ぶ 
foxy chicks 魅力的な女の子
reckon with sth ~を考慮に入れる
zillion 何兆億の(日本で言う「一億万円」のように、実在しないふざけた単位)
vaudevillian 寄席芸人
corny 陳腐な
cooties ばい菌
chitchat 雑談
croak on sb ~を殺す
I'm a grease spot へばってるわ。
trippy 最高の
too petrified to laugh 呆然としてて笑えない
lag behind 遅れる
birthright 相続権
dysentery 赤痢
a hunk of metal 金属の塊
hands down =without doubt 
scour the Earth for sb ~を求めて地球を探し回る
pop a cap 発砲する
bookies ノミ屋、賭けの胴元
oafish 田舎者の
imbecile =retard 知恵遅れ
grumpy 不機嫌な
drenched in blood 血まみれの
cavalry 騎兵隊
quilts キルト(掛け布団)
snout 長い鼻
curt with sb ~に大して不躾な
repugnant 不快な
threshold 敷居
dorks 田舎者
dig on swine 豚を食う
legal tender 法定貨幣
take a shit うんこする
vigilante 自警団員

おしまい!
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Biography

ひょーどる

Author:ひょーどる
1990年生まれ。早稲田大学政治経済学部経済学科卒業後、東京大学教養学部理科2類に入学。現在は大学を休学し、サラリーマンとして勤労の日々を送っております。

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