先月まで大学で週に2コマ、speakingの授業がありました。
(英語中級、FLOWの2コマ。英語中級は継続中。)
いずれの授業もとりわけfluency(会話の流暢さ)の向上に主眼を据えていました。
授業自体は学生同士のディスカッションなので、決してレベルの高いものではありません。
非ネイティヴ同士だとお互いのボキャブラリーをかなり落とさないと会話が成立しないのも難点です。
しかし、基本的に教授がネイティヴなので、授業中ないし授業後の彼らとの対話は極めて有意義です。
やはり最初はネイティヴと一対一で話すのはかなり緊張します。
ただ、私の場合は3週目くらいからあまりビビらなくなりました。
その理由は
・24シリーズを通して見た効果があったのか、ネイティヴが平易な表現を意図的に使ってくれたのか、何にせよ彼らの発言内容をほぼ100%理解できたこと
・今までwriting用に学習してきたことをspeakingに活かすコツが掴めてきたこと
・そのため会話自体が楽しめるようになってきたこと
大きくこの3点です。
ある程度の英語学習が済んでいる人間にとって、ネイティヴとの会話に勝る教材はないと確信しました。
来年は大学のEnglish only授業も積極的に活用していこうと思います。
以下、余談になります。
近年の英語教育に関して、「学校教育はreading、writingないしlisteningに偏りすぎており、speakingが軽視されている」という批判をよく見かけます。
もっともだと思います。
ただし、RWLで学んだことは、当然ながらspeakingにも活かすことができます。
ではどのように活かすのか、という問題は自助努力で解決する必要があります。
それは現状、仕方のないことなのです。
悲観的な口ぶりですが、私はこの「RWL能力のspeakingへの変換」という作業に喜びを見出しています。
というのも、speakingはスピード感のあるwritingという感じで楽しいんですよね。
しかも学び方はそれこそ十人十色。
洋楽を歌うもよし英会話教室に通うもよし瞬間英作文をするもよし。
最も面白いコンテンツだと思います。
長すぎる余談でした。
おしまい!
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